セルマーシリーズ3とシリーズ2の違いと特徴。ジュビリー も解説
今回は、セルマー serieⅢ(シリーズ3)について特徴などを書こうと思います。
ちなみに当店でのselmer serieⅢ 買取価格の参考はアルトでランクS ¥302,500~となっております。
SA80 serieⅡとserieⅢ
セルマーの現行機種は「スーパーアクション80 シリーズⅡ jubilee」と「シリーズⅢ jubiless」です。
この2機種はどちらかがグレードが低い、という事ではなく好み・嗜好の違いで選べる2機種、という位置づけです。
どのブランドでも、例えばヤマハなら「82Zや875EXが最上級機種、62が中堅、275は入門機」というようにグレード別のラインナップになっているので、ちょっと分かりずらい所ですね。
強いて言えば、セルマーの新ブランド「SeleS」のアルト「AXOS」が、この他メーカーの下位機種に当たると思います。
(下位機種と言っても価格は30万クラスで、吹奏感もserieⅢと変わらない感じなので、AXOSで充分な気もしますが。)
serieⅢ(シリーズ3)
serieⅢ(シリーズ3)が登場したのが、1995年ソプラノからです。
以降2年ごとに(1997年)テナー、(1999年)アルトと発売され、2006年にバリトンも発売されました。
serieⅢは「ニューモデル」という意識が抜けないのですが、もう既に登場から20年近く経つんですね!
serieⅢはスーパーアクション80シリーズⅡとは、「違うコンセプトの新しいラインナップ」という位置づけです。
その証拠に、シリーズ3は、「スーパーアクション80 シリーズ3」とは呼びません。
ただの「シリーズ3」が正式名称です。
(といっても、serieⅢのごく初期のソプラノサックスには”スーパーアクション80 serieⅢ”というモデルが存在します。)
jubileeモデルと非jubileeモデルの違い
もう1つわかりづらいのが、「jubilee」の名前でしょう。
現在のモデルは、スーパーアクション80 serieⅡも、seireⅢも名前の後ろに「jubilee(ジュビリー)」がついています。
これは「jubilee」なしモデルより若干のマイナーチェンジがほどこされています。
jubileeモデル
jubileeモデルになったのは2010年からです。現在はjubileeバージョンしかありません。
これ以前(jubileeでないバージョン)のスーパーアクション80 serieⅡとseireⅢは、jubileeモデルと吹奏感が違うという方も結構いらっしゃいます。
(私も個人的に違うと思います。。動画でjubilee前のシリーズ2を何本か実際に吹き比べています。)
↑「製造年が違う3本のシリーズ2は果たして同じ音が出るんでしょうか??」
特に初期のスーパーアクション80 シリーズ(1,serie2)と、serieⅢは個人的に同じメーカーとは思えない程、違う楽器になっていると思いますので、(良い意味で)他メーカーより、吹いてみないと違いが分からない分け方と言えるでしょう。
<突然ですが、ここで当店の在庫情報です>——–
現在販売しているセルマーの中古サックスは以下のショップでご確認ください。
→ヤフオク! (ヤフーオークション)
調整中で出品していないサックスもございますのでお探しのものがありましたらお気軽に店舗へお問い合わせください。
まとめ
まとめると、とにかく最初から吹きやすく、コントロールしやすい・そして明るく華やかな輪郭がハッキリした音が好みであれば「serieⅢ(もしくはAXOS)」、80年代のセルマーの特徴「じっくりと吹き込んでいく事で音が深くなる」を魅力と考える方は「スーパーアクション80 シリーズ」という感じになると思います。
それでもjubilee前モデルのシリーズ2に比べると、現在のシリーズ2は音の輪郭がハッキリして吹きやすくなっていますので、「シリーズ2らしいシリーズ2」をお探しなら、ぜひserie2の初期モデルを試奏する事をおすすめします。
当店の音ヌケ査定なら、メーカー名で一律の査定額を決めるのではなく、吹奏感・こだわり箇所も査定に加味できますので、
ランク・ブランドを超えた査定額を期待できるかも!?
査定のお問い合わせお待ちしております☆
使わなくなって眠らせているサックスございましたら、ぜひ「サックス買取lab ふくおか」にご連絡ください!
福津市 宗像市 福岡市内 周辺からのお持ち込みお待ちしております☆☆☆☆「アナタの楽器を即査定!」→査定ページはこちら♪ ☆☆☆