来ました!!ビンテージ!!Selmer Mark6 セルマー マーク6 テナーサックス 買取りさせて頂きました【高額買取り出ました!】
今回は「ザ・ビンテージ」! セルマーのマーク6 テナーサックスの13万番台を買取させて頂きました★
まず最初に、この場をお借りして素晴らしい音状態のセルマー・マーク6 テナーサックスをお売り頂いたYさん、本当にありがとうございました!
冒頭でこんなお礼を言いたくなる程、今回のセルマー マーク6は最高な1品です。とにかく音が出しやすい!しかもワイルドにもマイルドにも吹ける、かなりオールラウンドな個体です。シリアルナンバーは13万番台。初期マーク6に比べれば音の輪郭がはっきりとしていて(現行のセルマー シリーズ2、シリーズ3のような輪郭とはちがう趣です)、”こなれたマーク7”的な?キャラクターの音です。(…と書きましたが、マーク7のようなパワー感はありません。ジャリッ、ゴリッとした音質です)
セルマー マーク6は奥が深く、シリアルナンバーによって音の傾向が大まかに分かれています。(個人的な体感でも音が違うと思います。アルトもテナーも同じ傾向にある気がします。)
テナーは特に9万番台の人気が突出していますね。
セルマーのサックスは機種に関係なくシリアル番号が刻印されている為、このシリアル番号でおおよその製造年代が判別出来ます。これにセルマー社の変遷、時代背景を重ねる事でその個体が求められていた音、製造事情や施されていた調整の傾向などが浮かび上がってくる、という訳です。一口にマーク6と言ってもシリアル番号・製造年で音の傾向が違うのはこの為です。
ちなみに、セルマー・マーク6の製造年とシリアル番号の関係を大まかに記すと…
※細かいシリアル番号の区分けについては、石森管楽器さんのホームページを参考にさせて頂きました。(参照→「ビンテージサックス解説 – 株式会社石森管楽器」)
・シリアル番号:5万5千番台から6万番台(マーク6が始まるのが55201番~)は50年代中期から後期の製造。SBA(スーパー・バランンスド・アクション)の音に近い個体が多い気がします。
・シリアル番号:7万番台からは50年代後期から60年中期の製造。
そして今回の13万番台は65年から66年にかかって製造された個体です。
最近、セルマーの在庫が増えてきて思うんですが「個体ごとに音が違う」のはビンテージ・サックスだけではありません。
例えば現行機種の「セルマー・スーパーアクション・シリーズ2」でも、ジュビリーと非ジュビリーだけでなく個体個体で音が違います。
↓「セルマー・スーパーアクション・シリーズ2」のjubilee前モデルに絞って、製造年が違う3本を吹き比べた動画です。
また、「マーク6」「マーク7」と「リファレンス」を比べても、個体によってリファレンスでもマーク6とかなりいい勝負をする個体があったりします。
この辺りはまた別の記事で掘り下げたいと思います。
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