長崎からのご来店!ヤマハのカスタムEX ヤマハ YTS-875EX テナーサックス を買取させて頂きました★
今回は音ヌケ査定にわざわざ長崎からお越し下さいました!【Yamaha YTS-875EX TenorSaxophone】
<全国大会出場に使用された875EX>
本日はご来店頂いたYさんのテナーサックスの音ヌケ査定です。
当店は福岡県の古賀市という所にあるのですが、Yさんはわざわざ片道3時間かけて長崎からお車でお越しくださいました!
→店舗案内
Yさんが持ってきて下さったのは、高校時代に部活で目一杯使い込んだというテナー・サックス「YTS875カスタムEX」です。
Yさんの通われた高校は、吹奏楽の強豪校で、Yさんも在学中に吹奏楽の全国大会まで出場された…という素晴らしい経験の持ち主です。
全国大会レベルの吹奏楽部となると、皆さんご存知の通り、さながら高校球児のように3年間を通して徹底的な練習の日々で
全員で1つの音になるために朝から晩まで楽器練習をやりこむ、という状態です。
なので、サックスを購入してから短期間でもサックスにヘコミやスリキズは当たり前についてしまうものですが、
Yさんの875EXは多少のスリキズはあるものの比較的綺麗で、へこみも見当たりません。
ハードな練習の毎日の中でも、サックスをとても大切に扱っていたであろう事が伝わってきます。
<親御さんも一緒に頑張られた吹奏楽一色の3年間>
今回の来店査定には、Yさんのお母様もついてきて下さっていたのですが、サックスの状態を見させて頂いている間も
Yさんよりも、むしろお母様の方が名残り惜しそうに875EXをご覧になっていらっしゃいます。
聞くと、お母さまの口から次々と
入部当初、吹奏楽部を1つの音にまとめる為に、親御さんも完全協力体制で、戸惑いながらも指定されるサックスの用意に臨まれた事。
厳しい練習の日々にYさんだけでなくYさんの仲間の皆さんが過酷な練習を悩みながら、耐えながら過ごした日々のようすや
全国大会に進めた時のお嬢さんはじめ部の全員の喜びようなどなど…
お話くださいました。
そして最後に
「サックスを通していろんな経験をさせて頂きました」
というお言葉をお聞きして
私も思わず涙が出そうになる程、素晴らしいお話の数々でした。
<↑今回の音出しは、875EXとの最後のお別れを兼ねてご本人にサックスを吹いて頂きました。>
Yさんは今はサックスを「完全にやり切った」というお気持ちで、この先また再開する時まで
しばらく時間が空くので、それまではこの875EXを眠らせておく位なら次の方に使ってもらいたい、
という事で、わざわざ当店まで持ってきてくださったそうです。
Yさんはこれから海外に留学されるとの事ですが、吹奏楽を通して得た経験は、
この先どんな方面に進まれようと、きっとYさんの土台となってYさんを助けてくれる事と思います。
Yさん、またいつでもサックスを再開される際は声をかけてくださいね!
Yさん、Yさんのお母様、本当にありがとうございました!
サック買取ラボふくおかは実店舗もございます。
インターネットだけでのやり取りが不安という方、または珍しいサックスを見てみたいとい方は是非、店舗にご来店ください。