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サックス馬鹿ブログ

Yanagisawa S-WO1 ソプラノサックスを買取させて頂きました!

Yanagisawa S-WO1 ソプラノサックスを買取させて頂きました!

【売ってくださった前オーナーさまのストーリー】
以前は同じヤナギサワのカーブド・ソプラノをご愛用。次はストレートでまっすぐに歌いたい”——その想いで20209月に本機S-WO1を迎えられました。最後の演奏は20255月。ご売却は、知人サックスプレイヤーから当店をご紹介いただいたことがきっかけです。

【モデルの魅力(S-WO1Straight)】
S-WO1
は、ヤナギサワらしい均整のとれたイントネーションと、繊細なニュアンスに即応するレスポンスが持ち味。ストレート管ならではの澄んだ音に、柔らかな倍音が重なることで、クラシック~吹奏楽はもちろん、ポップスでも輪郭の美しいメロディを描けます。

【入荷時コンディション(調整前の所見)】
中古としては全体の鳴りが良好で、高音から低音まで出る状態でした。ただし、弱い息での低音で響きが痩せやすい傾向、高→低→高の切り替えで音色がわずかに不安定(音が曇る)音程を確認。外観はサムフック/サムレスト周辺にラッカー剥がれが点在し、管体は概ねきれいな状態でした。

 

【リペア方針と実施内容】
目標は「弱い息でも色気を保ち、全域で狙った音が狙ったように出る=SWOさしさが出せる」こと。アトリエ・グラースさんと以下のポイントを話し合い仕上げて頂きました。
・タンポ調整:一枚ずつ密着・当たりを見直し、微小リークを解消。ppでの低音の痩せ対策。
・キー調整:連動/隙間/開き量を再設定し、音色と安定性を底上げ。
・オクターブ機構の見直し:沈み込み気味だったオクターブキーを交換整備。オクターブ関連タンポはレザータイプへ更新し、反応と耐久を最適化。
・必要箇所のオイルアップ/可動部クリーニング。

【試奏レビュー(調整直後)】
弱い息でも低音がふっくらと立ち上がり、音に色気が宿り「ヤナギサワらしい」と言える響きに復活しました^^

ただ、わずかに音の高低差で音の立ち上がりが悪い箇所があります。

【普通では見落としてしまうわずかな箇所に問題が…】

販売目的では無視するレベルだと思いますが、演奏者目線で言うと

「気のせいかな?自分のせいかな?」と思えるぐらいのわずかな違和感が確かに感じられます。

グラースさんと話し、そのばで再度チェックしてもらうことに。

結果、外からはわからなかったオクターブ用の極小トーンホールのタンポが

「新しいにも関わらず、トーンホールのミゾが深くつきすぎたせいで息漏れがある」ことを発見!

その場でタンポ交換をしてもらうことで完全にストレスない状態に復活しました!

【当店の買取ポリシー】
私たちは「使われてきた痕跡=音の旨み」を尊重して、サックスの本当の良さ~「長年吹き込まれることによって生まれる音の深さ・楽しさ」を皆さんに知っていただくことを最大の目的にしています。

そのために

★前オーナー様の思い出と積み重ねに見合った金額をお出しすること、そして

★次のオーナー様に「新品より使い込まれたサックスの魅力が伝わる」状態にサックスたちを整えること

この2点に力を注いでいます^^

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