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サックス馬鹿ブログ

セルマーのアルトサックスシリーズ2の製造年での違い【jubileeとjubilee前モデル】

│ 2017年9月7日 │ カテゴリー: Selmer セルマー

個人的にイチオシなセルマー スーパーアクション80 シリーズ2 【ジュビリー前モデル】のより深い選び方

目次

なぜ「末永く付き合うなら、断然ジュビリー前モデルが良い」のか?

吹きやすいが音が軽い「ジュビリー・モデル」吹きにくいが音が厚い「ジュビリー前モデル」

いわゆる「シリーズ2」モデルは、現在も製造されている人気ラインです。
セルマー・スーパーアクション・シリーズ2の現行モデルは2010年以降、「ジュビリーモデル」として大幅にモデルチェンジを行ない、現在に至ります。

ジュビリー・モデルは2010年以前のモデルと比べ、その吹奏感・音の特性が大きく変化しました。
その変化には賛否両論ありますが、いずれにせよ「ジュビリー前モデル」と「ジュビリー・モデル」に以下のような違いがあるのは、ある程度のサックス経験者であれば誰もが認める所だと思います。

【serie2・ジュビリー・モデル】

  • 新品時より息の反応が良く、以前のモデルに比べ最初から格段に吹きやすく感じられる。
    (ヤマハのサックスに特性が近くなった)
  • 以前のモデルより音の輪郭がハッキリとしている。
  • 少ない息で大きな、アタックの強い音が出しやすい。あかぬけした現代的な音が得意。

【serie2・ジュビリー前モデル】

  • 新品購入時は息の抵抗が強く感じられ、吹くのがしんどい。
    しばらく吹き込む事で次第にコントロールできるようになってくるが時間を要する。
  • ジュビリーモデルに比べ、中・低音域に厚みがある。
  • 永く吹くほどに音に深みが出る事が多い。

シリーズ2のジュビリー前モデルは、大まかに3期に分ける事ができます。

【初期モデル】

現行のジュビリーモデルと吹き比べると、その音特性の違いがはっきりと分かるモデルです。
細かいパーツ部のつくりが「シリーズ1」からほぼ変わっていません。
ジュビリーモデルや他のブランドサックスと吹き比べると、音が硬く中・低音域に独特な深みと上品さを感じます。

この「音の深み」を出す為か、息の抵抗感が強く吹きこなすのに慣れる時間を要します。
これは「シリーズ2」初期モデル以前にも見られるセルマーサックスの特色です。
これ以降のセルマー・サックスの細かいマイナー・チェンジは、「吹きにくさ・息の抵抗感の強さからの脱却」の試行錯誤の形跡を見て取れます。

【中期モデル】

初期モデルよりも細かいパーツの軽量化を試みている跡が残るモデル。
一般的にサックスは軽量化すればするほど音も軽く、吹きやすくなる傾向にあるので、初期モデルよりも中低音の厚みが抑えめで、後期モデルよりは音の丸みを感じます。
吹きやすさは初期モデルより上に感じます。

【後期モデル】

デザインはジュビリー前モデルですが、音の特性、パーツの軽量化の個所などほぼジュビリーモデルと同様になっていると感じます。
「ジュビリー・プロトタイプ」といった作りです。
息の抵抗感を初期より感じず、コントロールしやすく音の輪郭がはっきりとしたモデルです。

【ジュビリー前モデル・初期・中期・後期の外観上の見分け方】動画

ネックからよく分かる!
初期・中期・後期モデルのネックの違い

シリーズ2ジュビリー前モデルの初期・中期・後期の見分け方で一番わかり易いのが「ネック」です。
画像を見て頂くとわかるように、それぞれの製造年の3本をネックだけ並べてみると、少しずつパーツの軽量化がはかられていく様子が良くわかります。

初期モデルだけに採用されている!
ギザギザ入りのU字管接合リング

そしてこちらが初期モデルの最大の特徴「接合リングのギザギザ」です。
こちらがついているモデルは初期モデルに分類できます。

スタジオ・レコーディングなどプロ用途では、圧倒的に「ヤマハ」

サックスの音を聞いた時「良い音」と思う感じ方には大きく2種類あります。

  1. 1つは「音に個性がある」事を良い音、と思う場合
  2. そしてもう1つは「音程がしっかりとしている」事を良い音

と思う場合です。

特にジャズだけでなく、「ポップス」「ロック」「ダンスミュージック」などが進化し、派生し、またさらにそれぞれが融合している現代では、シンセサイザーのように「正確なピッチとはっきりとした輪郭」が良い音に求められる要素です。

特にレコーディングの多いスタジオ・ワーク中心のプロサックス奏者の皆さんは、こういった理由から「ヤマハのカスタム」を愛用されている方が年々増えてきているように思います。

この動きに危機感を感じたのか…?セルマーでも「ジュビリーモデル」を転機としてこのヤマハ的な特徴を大幅に取り入れてきていると強く感じます。

ジュビリーモデルは、機種・モデルに関係なく「最初から吹きやすく、輪郭がハッキリした音」が特徴です。

「吹き込む事で音の深みが出る」という特性こそ、セルマーのビンテージが生まれた理由です。

現代は本当にいろんなメーカーからいろいろなサックスが出ているので、「ビンテージなんか必要ないよ」という方も多いと思います。

まとめ

永く使い込み「音を愛でる」なら「ジュビリー前モデル」

以上のような意味で、せっかくアマチュアとしてサックスを愉しむなら、自分が楽器にかけてきた時間が音になる事を実感しやすい「以前のセルマー」の方が魅力が多い…というのが私個人の意見です。
特に「大きい音でパワフルな演奏」よりも「味のある音で自分らしく」を目指すプレイヤーにとっては、これは特に分かって頂けるポイントだと思います。

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セルマー サックス serie3/シリーズ3は製造年で違いがある!~前期・後期の見分け方

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