【Sランク査定出ました!】 selmer セルマー serieⅢ シリーズ3 テナーサックス　買取りさせて頂きました！

今回はセルマーのテナーサックス Selmer serieⅢをSランクで買取りさせて頂きました！

今回は、関西の女性の方から「セルマー・シリーズⅢ テナーサックス」を売っていただきました★

今回の買取額は「音ヌケ査定」の結果Sランク評価で265,000円！になりました。

学生の頃使っていたそうですが、卒業してからはあまり練習出来る環境がなく、ほとんど吹いていない、との事（サックスの場合、練習場所がないというのが一番多い悩みですね…）

現行のセルマー・シリーズⅢはjubilee(ジュビリー)仕様となっていますが、こちらはジュビリー以前のシリーズⅢです。
jubilee仕様とは、いくつかのマイナーチェンジを施したバージョンで、具体的には
①U字管部のリング軽量化
②ラッカーの変更（ゴールドラッカー）
③ロゴのデザイン変更

の大きく3つのポイントの改善・変更が行われています。シリーズ3の発売は1995年から。jubilee仕様になったのは2010年からです。

＜↑旧タイプのセルマーロゴです。＞

私自身もjubilee以前のモデルとjubileeモデル両方吹いた経験がありますが、個人的な感想では、jubileeモデルの方がはるかに吹きやすく、最初から華やかでくっきりとした出音になっています。簡単に言うと、「フュージョンぽい音」で現在のサックス全般で主流になっている出音になっています。
リングの変更だけでこんなに出音が変わるんですね…

それに対して、jubilee以前のモデルは最初、息の抵抗感が強く感じられて、吹き込んでいくうちにだんだんと音のこもった感じも抜け、反応も良くなるというイメージです。

なので、楽器を育てる必要があるのが特徴です。大変ですが、長く使っていくと音の個性が出てくるのがjubilee以前のセルマーの良い所ですね。これはスーパーアクション80のシリーズ1,2とシリーズ3に見られます。

ついでに現在のセルマー・テナーサックス事情を説明すると、現行機はスーパーアクション80・シリーズ2とSerieⅢ（シリーズ3）の2機種がメインです。そしてどちらも「jubilee仕様」のみになっています。jubilee仕様でないバージョンはお店に売れ残りがないかぎり新品では買えません。

上の2機種以外にもいろいろ記念モデル的なものが出たりして（たいていはserie2の特別仕様バージョンです）、そういった記念モデルが楽器屋さんによっては置いてあったりもしますが、
通常お店で買えるのはこの2種類です。（ちなみにシリーズ3の正式名称は”スーパーアクション・シリーズ3″ではなく、ただの”シリーズ3″です。）

今回はその「jubilee」以前のシリーズ3になりますが、吹いてみるとやはりくもった音がします。

あんまり買ってから使われていない、との事でまだまだこれから育てる、という状態でした。

写真のように、ストラップ用フックのまわりに細かいひっかきキズがついていますが、サビ・緑錆（りょくしょう・緑色のカビ）やへこみは全くありませんでした。

サックスをある程度吹かせて頂いた上で、へこみ・サビが全く無いのと、これからの吹込みで音が深くなる期待をこめて、今回は「Sランク」で査定額をつけさせて頂きました！

当店の音ヌケ査定なら、メーカー名で一律の査定額を決めるのではなく、吹奏感・こだわり箇所も査定に加味できますので、

ランク・ブランドを超えた査定額を期待できるかも！？

査定のお問い合わせお待ちしております☆

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

当店では、サックスプレイヤーでもある担当が、貴方の愛器を試奏させて頂き、適正な買取価格を付けさせて頂きます★

使わなくなって眠らせているサックスございましたら、ぜひ

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