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さらっと音楽理論~必ずサックス・アドリブに必要なスケール~<習得編>

│ 2016年5月11日 │ カテゴリー: サックスの音楽理論シリーズ

これからサックスでアドリブをしていく上で、必ず習得必要なスケールを上げます。

 

1.メジャー・スケール(イオニアン・スケール)

2マイナー3種(ハーモニック・マイナー メロディック・マイナー ナチュラル・マイナー)

3.ペンタトニック・スケール

4.ブルース・スケール

まずこの4種を。12keyで吹けるようひたすら練習しましょう。

 

3のペンタ(トニック)と4のブルーススケールは、あこがれのサックス・プレイヤーのアドリブコピーで徐々に身についていくとして、1のメジャー・スケールと2のマイナー・スケールの習得は、どこかで腹をくくって笑、機械的に練習しないと自然に身につく事はありません。

こう書くとイヤでしんどいイメージがつくと思いますが、このメジャー12keyとマイナー12key

(マイナーに関しては特にメロディック・マイナー→→なぜメロディック・マイナーなのか?詳しくは「さらっと音楽理論~チャーチ・モード一覧(メジャー&マイナー一覧)」を読んでみて下さい)

そして基本コード(習得すべき基本コードとその練習については→「さらっと音楽理論~コードの基礎<習得編>」を読んでみてください。)を身につける事で、理論やコード進行についての知識が格段に頭に入りやすくなります。

 

 

では具体的に、1つ1つ覚えるべき順番に解説していきます。

 

【12key練習 メジャー・スケールの習得~最初の1歩~

最初は、とにもかくにもまず

 

1.のメジャー・スケールを習得します。

 

メジャースケールは、チャーチモードで「イオニアン・スケール」の事です。(→チャーチ・モード一覧の項)

 

習得のコツは、まずこれを習得するまで、他のスケールやコードの事は一切忘れて余計なコードや理論など頭に入れないようにします。

最初は楽譜を見ながらで良いので、最終的にはどうにかこうにか楽譜を見ないで宙に12キーで吹けるように「なにがなんでも」練習します。

例えば、まず普通の(サックスの”ド”の音から。アルトだとピアノ音のE♭から始まります。テナーだとピアノ音のB♭からですね。)ドレミファソラシドと、半音上のドレミファソラシド

(サックスのド#から始まるドレミファソラシドです)をセットで練習します。

 

この「ド#から始まるドレミファソラシド」が一番、指的に難しいので気はあせると思いますが、「自分はプロじゃないんだから1~2年かかって習得できればいい」と腹をくくって、毎日15分だけでもひたすらこの「ドから始まるドレミファ…」と「ド#から始まるドレミファ…」を繰り返し繰り返し呪文のように吹き込みます。実際にやってみると驚かれると思いますが、実は15分ひたすらにやると、かなりの回数、このフレーズを練習出来ます。15分という時間の長さに感動するはずです。

自分もそうですが、時間が無い中でサックスの技術を習得しようとすると、アレもこれもやる事が出てきて、とにかく気があせりますよね。「テクニックの基礎も覚えなきゃいけないし、曲も出来たらコピーしたい」と思っていると、せっかく「ごくまれに」休日のまとまった練習時間とやる気がうまく合わさった時でさえ、あれやこれや…としているうちに時間がなくなって、「結局なにも練習が進まなかった」となる事がほとんどだと思います。

なので、逆に開きなおって「毎日15分だけスケール練習する!」と決めて、「15分だけ」他の練習は考えずにスケールだけ吹いたりするんです。するとこれがまさに「チリも積もれば山となる」方式で、意外とメキメキ習得できたりします。

「ウチではサックスなんか吹けないよ」という方も、すごく小さい音でカスレ気味な位で良いので、1日のどこかで15分つくり、「ドから始まるドレミファ」と「ド#から始まるドレミファ」を吹いてみてください。

まずこのド#から始まるドレミファ…には手こずると思いますが、何回も何回も吹いていれば必ず吹けるようになります。このド#から始まるドレミファ…さえ克服できれば、後に続くいろんなキーのドレミファは本当にラクなもんです。

ぜひがんばって「必ず・理屈抜きに」習得してください。

 

 

(※この記事は書きかけです)


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