ヤマハ YAS-62Ⅱ 『旧G1ネック』仕様 アルトサックスを買取りさせて頂きました。
今回は62Ⅱ!そしてレアな旧G1ネック・モデルです。【YAMAHA YAS-62Ⅱ AltoSaxophone ”G1-neck”】
今回はヤマハで恐らく最も普及しているモデル「62」です。しかも62Ⅱ!
個人的には”待ってました!”なアルトサックスです。
以前にも記事にしましたが、ヤマハの62モデルは、ヤマハがサックスを造り始めた一番最初から
看板モデルとして存在したモデルです。
当時はプロ・モデルとしてヤマハ・サックスの最上位機種でした。
現在では62の上に「カスタム」クラスが出来たので、最上位機種ではなくなりましたが、
その、準プロ・モデルとは思えない吹きやすさと安定感で
現在ではJAZZサックス・プレイヤー、ビンセント・ハーリング氏やSmoothサックス・プレイヤー、デイヴ・コーズ氏が
62の初期モデルを愛用しているように、最上位機種ではない、「62」クラスとして独自の地位を築いていますね。
特に初代62と、そのマイナー・チェンジモデルが人気ですが、
この『62Ⅱ』は、その初期モデルの次に出たモデルです。
ちなみに62Ⅱの次には、また『62』の名称に戻り、新しいG1ネック仕様となります。
この62Ⅱ、他の62モデルに比べ製造期間が短かったので比較的レアなんです。
しかも!今回の62Ⅱはネックが、当時出たばかりだった「カスタム」仕様のネックが付いているんです!
このネックはご覧の通り、ヤマハのロゴが変わったデザインになっています。
このロゴ・デザインのネックはG1ネック(現在のG1ネックとは別のものです)
そして初代カスタム、875と855に付属したM1ネック
そして初代カスタム875ソプラノ・サックスに付属したF1ネックなどがあります。
後にも先にもこの独特なロゴが採用されていたのはこの時期だけ。
しかもこの62Ⅱには、本来通常のネックが付属していて、このカスタム旧G1ネックが付属したのは
ほんの短い時期だけなんです。
…音に劇的な特色がみられる訳ではないんですが、マニア心をくすぐられる「幻仕様」の62Ⅱでした!