セルマー スーパーアクション80 シリーズ2 ジュビリー前モデル テナーサックス買取りさせて頂きました!
今回はセルマーのシリーズ2 ジュビリー前モデルの47万番台を買取りさせて頂きました!
47万番台はジュビリー前モデルの中でも「初期」にあたります。個人的に初期モデルは一番シリーズ2らしいと思える音で、好きな個体です。
セルマー スーパーアクション80 シリーズ2 のジュビリー前モデルに関する詳しい解説は、以下の動画を観てみて下さい。
<↓以下の動画はセルマー スーパーアクション80 シリーズ2 ジュビリー前モデルをその特徴から「初期・中期・後期」に分け、外見上の違いを解説しています。>
<↓以下の動画はシリーズ2のジュビリー前モデルに絞り、シリアル番号から製造年の違いと、製造年の違いによる吹奏感の違いを解説しています。>
私は個人的に、セルマーのシリーズ2初期モデルと現在のジュビリーモデルでは、その音傾向が「全く違う」と思っています。
この音の違いは、実際に吹き比べてみると明らかです。(人によっては吹き比べても違いはない、という方もいらっしゃいます。)
これは、動画の中でも解説している通り、「パーツ軽量化の変遷」という外観上の変化からも読み取れる事だと思います。
シリーズ2は、1986年頃から生産されているので、2017年現在の時点で既に30年も生産され続けているのです。これはセルマーの歴代モデルの中でも最長のロングセラーモデル、という事になります。しかもその途中の2010年に「ジュビリー」モデルにマイナーチェンジをしています。
この時点で、大きくパーツの変更も公にしていますが、ここに至るまでに少しずつパーツの変更を試行錯誤している痕跡が、各時代の個体に残っているのです。
これらは名前こそ同じ「スーパーアクション80 シリーズ2」ですが、初期モデルと現行モデルとは別機種、といってもおかしくは無いわけです。
今でも「シリーズ3とシリーズ2って何が違うの?」といった疑問を持ってセルマーのサックス購入を迷われている方は結構いらっしゃいますよね。
そういう方はぜひシリーズ2の「ジュビリーになる前のモデル」特に初期モデルを吹いてみて下さい。そうすると、シリーズ2とシリーズ3のコンセプトの違いがよりはっきりと分かると思います。