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サックスのリード <超定番ブランド編>

今回は、主なサックスのリードのブランドをご紹介します。(アルトサックス)

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目次

マウスピースによって音の出し易さは違ってきたりしますが、リードとの相性も大事な要素です。

人によって愛用するリードはいろいろですが、大抵はアルトサックス・プレイヤーもテナーサックス・プレイヤーも「ヴァンドレン」「ラ・ヴォーズ」「リコ」の3つのブランドから手を付けると思います。

(最近はかなりいろいろなメーカーから良いものが出ています)

個人的には「ヴァンドレン」の「JAVA」を長く使っていますが、なかなか「当たり」が少ないのが難点です。

リコの「フレデリック・ヘムケ」というリードが品質が高く、ハズレが少ないのですが、フレンチ・カットなので、好みが分かれる所です。

練習などで使う用のリードは、それほどシビアに選ばないのですが、フラジオを出す時なんかは、このリードとマウスピースの相性次第でかなり違ってくるので結構重要な要素です。

【リードのカット】

まず、リードには、削り方に大きく2種類のカットがあります。リードの竹の皮(正確にはリードは”竹”でなく”アシ”ですが…)みたいな部分に線が入っているものが「ファイルド・カット」と呼ばれる削り方です。個人的な感想では芯があり、カタい音できれいな、まっすぐな音が出る気がします。

それに対して「アンファイルド・カット」は別名「アメリカン・カット」という名から想像できる通り、ジャズやポップス向きの表情をつけやすいカットです。

表情をつけやすい、という事は、ピッチも揺らしやすいという事になるので、2番あたりのアンファイルド・カットのリード(ラヴォーズとか)で表情を付け過ぎると、
後で録音した自分の演奏を聴いた時にピッチが外れて音痴に聞こえたり、下品になり過ぎたり、という事にもなり易いです。

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アンファイルド(アメリカン)カット
主にジャズ、クラシック、ポップス奏者が使う事が多いようです。
フレンチ(ファイルド)カット
主にクラシック奏者が使う事が多いカットです。

リードは消耗品で、使い続けると、早い時で1週間程で水分を含み過ぎ、ヨレヨレになってしまいます。
また、1枚1枚にかなりのバラつきがあり、個人的な経験で言うと、10枚に2枚ほどしか「あたり」なリードに出会えません。
リードは水分を含んで徐々に柔らかくなってくるので、「今はちょっと固いけど、もう少し吹いたら丁度良くなるな」というリードは、水に浸しておいたり、練習用として使いながら柔らかくなるのを待ったりします。

リードには、色々な硬さが設定してあり、たいていは「2,2 1/2 ,3 3 1/2‥」と数字が0.5ずつ大きくなり、大きくなるにつれ硬くなるようにしてあります。

最近は、プラスチックなど、さまざまな素材のリードもみかけるようになりました。
それでもやはり、葦のリードより優れたリード、というのはまだ出ていないようです。

【RICO リコ】

RICOのリードには、このオレンジの箱と青い箱の「RICOロイヤル」が一般的です。

RICOは、LAVOZ(ラ・ヴォーズ)と共に、2004年から「ダダリオ」のブランドとしてラインナップされています。ダダリオはギターの弦のメーカーとしてかなり有名です。

RICO。一枚一枚おシャレなプラスチックケースに入っています。

<ダダリオのリード>

RICO/オレンジ箱
アンファイルド(アメリカン)・カット。
RICO/青箱(ロイヤル)
ファイルド(フレンチ)・カット。ジョージ・コールマンなど使用。
LaVoz(ラ・ヴォーズ)
「柔らかいリード」のイメージ。ジャズ向きでアンファイルド(アメリカン)・カットの代表格。マイケル・ブレッカーやソニー・ロリンズ、キャノンボールアダレイなど愛用。
Hemke(フレデリック・ヘムケ)
ファイルド(フレンチ)・カット。

私は、基本的にはヴァンドーレンのJAVAを使っていて、マウスピースにどうしてもJAVAで合わない時、このRICOのオレンジを合わせてみたりします。(個人的には、出番は殆どないリードですが‥)

ヴァンドーレンJAVAに比べ、音が柔らかいイメージですが、あまり外れがないような気がします。(ヴァンドーレンはとにかく当たり外れが激しい‥)カットはいわゆる「アンファイルド」で、JAVAと同じです。個人的にはアンファイルドの方が口を大きく動かすようなニュアンスにも向いている気がして、好みです。

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私は2 1/2を使いますが、硬さでも、ヴァンドーレンの2 1/2よりやや柔らかい気がします。

【Hemke ヘムケ】

次にご紹介するのは、ダダリオの所で少し触れたRICOのリード「フレデリック・ヘムケ」です。

ヘムケ

この「ヘムケ」は、品質が良く、あまり外れがありません。

箱売りでも通常は5枚セット売りで、ヴァンドーレンや他のリードの10枚入りに慣れていると、なんだか心細い気もしますが、とにかくハズレがすくないので、5枚入りで充分な感じです。

使用ミュージシャンも「ケニーG」や「ケニーギャレット」などなど…

ただ、個人的に残念なのが、ヘムケは「フレンチ・カット」(ファイルド)な点。

フレンチ・カット(ファイルド)

個人的な好みでは、アンファイルド(アメリカン)・カットなら最高なんですが。

それでも品質が良いので、私は学生の頃はよくヘムケを使っていました。周りでも、ヴァンドーレンの青からヘムケに乗り換えるパターンが多かったようです。

【VANDOREN ヴァンドレン】

そして最後はVANDOREN(ヴァンドレン)です。ヴァンドレンには、クラシックからジャズまでいろいろなタイプのリードが出ています。

中学や高校の吹奏楽などで、まず最初に(というかずっと)使うのは、この「青箱」が圧倒的に多いんではないでしょうか。

対して、ジャズやポップスを吹く方に一番使われるのが、この「java」だと思います。

java

【ヴァンドーレンのその他のリード】

<アンファイルド(アメリカン)・カットのもの>

ZZ
私は個人的にまだ試したことはありませんが、ジャズ向きのようです。結構人気があります。また試したらレビューを書きます!
V16
個人的にはまだ試した事がありませんが、ジャズ用でJAVAより厚めだそうです。

<ファイルド(フレンチ)・カットのもの>

V12
通常の「青い」トラディショナルより厚めなリードで、正確な音程と響きが売りのようです。どちらかというとクラシック寄りです。シルバーっぽい箱。
traditional
ヴァンドレンの中で、たぶん一番ポピュラーな「青箱」。スタンダードなタイプ。吹奏楽やクラシックではこれが一番なじみがあると思います。やや硬め+厚め。
JAVA filed cut
ジャズ用のファイルド・カットモデル。赤い箱が目印です。
V21
どんなジャンルにも合うように作られた、ファイルド・カットモデルだそうです。

個人的にはJAVAがクラシック奏者以外では何にでも使える便利なリードだと思います。カットはファイルドで、柔らかさとハリのある感じのちょうど良い所でバランスがとれているリードだと思います。

最近は各メーカーでいろいろなリードが出ているので、もっと良いものも在るかもしれませんが、個人的にはいろいろ試しても結局JAVAが一番吹き易い、と感じます。明るめの音、大きい音を出したい人には一番おすすめです。

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