ピリンジャー のマウスピース 大変珍しい「ブロンザイト」テナーサックス用を買取りさせて頂きました!
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2017年7月25日 │ カテゴリー:
Pillinger マウスピース買取 マウスピース 買取 │
今回はPillinger の「NYモデル」で,現在では大変入手困難な「ブロンザイト」素材のテナーサックス用マウスピースを買取りさせて頂きました!
「知る人ぞ知る」なマウスピース、ピリンジャーの独自素材「ブロンザイト」製のNYモデルです!このブロンザイト素材は、ハードラバーに銅などの金属素材を混合したもので、持ってみると分かるのですが、昔のウルトラマンソフビ人形のような見た目(すみません)と違い、ズッシリと重いんです。そしてとにかく吹きやすい上にパリッとした音で良く鳴ります!ピリンジャーのブロンザイト素材マウスピースは、ネットで検索して頂ければわかると思いますが、現在 (2017年)国内ではほとんど取扱いがなく、アルト用でわずかに扱っているお店がある位です。テナーになると実質取扱いが無いのではないでしょうか。
Pillingerというメーカーは、イギリスのマウスピース・メーカーでエドワード・ピリンジャーさんという方がハンドメイドで製作されています。
ピリンジャーはビンテージとして人気な「ニューヨーク・メイヤー(マイヤー)」や「セルマー・ソロイスト(もちろん現行バージョンではなくオリジナル・バージョンの方です)」などの再現を目指したモデルを主に製作していますが、こちらは「NY」モデル、つまりニューヨーク・メイヤー(マイヤー)風モデルです。アルト用が「NYA」そしてテナー用が「NYT」と刻印されています。
このブロンザイト素材にしろ通常のハードラバー素材にしろ、ピリンジャーのマウスピースは「音の輪郭がはっきりしていて、録音ノリが良い」というのが特色でしょう。サブトーン気味の音や、ダークでモコっとした音が好みの方にはやや選択肢に入らないマウスピースだと思います。