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サックス馬鹿ブログ

セルマー マーク6のシルバープレート! アルトサックス シリアルナンバー21万番台を買取りさせて頂きました。

│ 2018年9月14日 │ カテゴリー: Selmer サックス買取 買取実績

今回はビンテージ・サックスの買取りです★セルマー マーク6のシルバープレートを買取りさせて頂きました!

お陰様で買取り査定と販売に追われていて、買取り記事を全く更新できていませんでした。
今回はセルマーのビンテージ!マーク6(シックス)のアルトサックスです。

セルマー・マーク6 シルバープレート シリアル・ナンバー21万番台のアルトサックスです

どうですか?この綺麗さ!まるで新品のようなコンディションです。このような状態を「ミント・コンディション」といいます笑

フラセルで、シリアル・ナンバーは210xxx(21万番台)です。1973年頃に作られた個体と思われます。マーク6は233xxx(23万3千番台)、西暦で言うと1974年~1975年頃にマーク7へと移行するので、この個体はかなり後期の個体と言えます。

 

このマーク6、実は買取させて頂いた時はかなり真っ黒で、タンポも完全にダメになっていたんです。

売ってくださった方によると、親族の方(その方のおじいさん)が大切に使っていたがその後誰も跡を引き継ぐ方もなく押入れに

眠っていたそうなんです。

出来ればこのマーク6をちゃんと使える方に引き継いでもらいたい、という事で

福岡県のアトリエ・パンパイプさんにお願いして完全オーバーホールして頂きました!

パンパイプさんはセルマーに関して新旧問わず熟知されているリペアマンなので、もちろんタンポもプラスチック・レゾネーター仕様のまま。細部にわたってマーク6らしさを損なわないオーバーホールを施してくださいました。

 

もともとキズやへこみもなく、本当に新品のようなマーク6です!実際に音出しをしてみると、やはり新品のマーク6のような音個性。

かすれた感じよりも音の響き、美しさ、そして取り回しの軽さが際立っています。

参照:銀色のサックスなどの楽器の銀の純度や音の影響は?

【フラセルとアメセルの見分け方】

せっかくセルマーのビンテージが入ってきたので、この機会に「アメセル」と「フラセル」の一番カンタンな見分け方をご紹介します。

一番の見分け方は…ベル部の彫刻です。良く「フラセルはつぼみの彫刻」「アメセルは花が咲いている彫刻」と言われます。

フランス・セルマー サキソホンのベル部彫刻

<↑”つぼみの彫刻”のフラセル>

ですが何本も見比べた事がない方は良くわかりませんよね。そこで一番はっきりわかる部分が「ベル側面の彫刻」です。

フランス・セルマー・サックスのベル側面彫刻です

<↑フラセルの彫刻>

ベルの側面(よりちょっと後ろ)の彫刻を見てもらうと、クラゲの頭のような模様が入っています。(クラゲではなくてつぼみなのですが…)これがフラセル彫刻です。

アメセルのベル部彫刻です

<↑アメセルの彫刻>

そして、同じくベル側面を見た時に、画像のような花の彫刻があるものがアメセル彫刻です。

ただし、これで全てのセルマーのアメセルを見分けられる訳ではありません。例えばマーク7の後期になると彫刻を入れていないモデルが殆どになるので、彫刻で判別できません。また、最近ビンテージとして高騰しているスーパー・バランスド・アクションなどは彫刻自体が全然違うデザインです。

また、アメセルが高騰した時代などは彫刻なしモデルに後からアメセル彫刻を入れたものも存在します。

 

彫刻で見分けられない場合は、ラッカーの色、鳴り方などで判別します。最終的にはU字管の接合リングをはずしてベルとU字管の接合部を確認します。

 

 

 


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