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サックス馬鹿ブログ

ヤナギサワ A-880「エリモナ」アルトサックス買取りさせて頂きました!

│ 2017年12月11日 │ カテゴリー: Yanagisawa サックス買取 アルトサックス 買取 買取実績

今回買取りさせて頂いたのは、ヤナギサワのA-880 通称「エリモナ」です。

おかげさまで買取り問い合わせを多数頂いており、なかなか買取り記事が追いついていない状態です…

そんな今回は、久々の買取り記事再開の第一弾としてふさわしい

ヤナギサワの銘器「エリモナ」の買取りです★

エリモナには880と800とあり、今回はグレードの高い方…880を買取りさせて頂きました!

エリモナってなんなの?という方の為にざっと説明させて頂きますと…

【エリモナ以前~ヤナギサワ・サックス草創期】

「エリモナ」は1979年に発売されたモデルです。

1954年にT-3というテナーサックスの開発と販売から始まったヤナギサワ・サックスは、その後アルトサックス第一号機となる「A-3」を発表します。
その後、このシリーズはA-5、T-5まで開発され、1974年にその改良型(汎用型?)となるA-50,T-50が発売されますが、ここまでのサックスは、全て当時アメリカで最も
ポピュラーだったサックス・ブランドの「C.G.Conn/コーン」と「Buescher/ブッシャー」をコピーしたようなモデルでした。

(※細かく言うと、この後、エリモナ発売までにソプラノ、バリトン、ソプラニーノの各1号機にあたるS-6、B-6、SN-600そして60,70シリーズと開発されました。ヤナギサワの機種についてはこちらの記事も併せて参考にしてください。→「【ヤナギサワほぼ全機種】サックス買取り専門店がYanagisawa ヤナギサワのサックスを高く買取る5つのチェックポイント!」

【エリモナ以降~現在のヤナギサワ】

それが、この「エリモナ」からヤナギサワ・オリジナルのサックスになったと言われています。
その後、現在でもよく見かける「990」「900」シリーズが1989年に後継機として発売されますが、
ここでこの990,900について柳澤社長が「The Sax」誌に語った記事を引用させて頂きます。

すでに80,88で(800,880のこと)完成していたから細かい部分は変えているけど、大幅な変更はない。素材はブラスのほかにブロンズを増やしたね。(出典/アルソ出版「The Sax」 Vol.71 )

つまり、現在のヤナギサワ・サックスの実質的元祖がこの「エリモナ」=800と880なんです。
ちなみに「エリモナ」とは、これぞヤナギサワ!という当時の意気込みを込めて「エリート/選ばれた者」と「モナーク/王」の2つの単語を合体させて作った名称なんだそうです。

査定の段階でももちろん試奏させて頂きましたが、さすが鳴り方がヤナギサワらしい笑
芯のブリっというかバリっという感じが、ただ「輪郭がはっきりしている」という表現では伝えきれない響き方です。粒がつまっているという感じでしょうか。現代のサックスにもけっして引けを取らないサックスだと思います。

多少調整が必要なので、調整が終わったらまた別の記事でレポートしたいと思います!

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