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サックス馬鹿ブログ

Yamaha ヤマハ アルトサックス Yas 62 (初代)買取りさせて頂きました!【初代62の見分け方】

│ 2016年8月15日 │ カテゴリー: YAMAHA サックス買取 アルトサックス 買取 買取実績

今回はヤマハのアルトサックス Yas-62 の第1世代を買取させていただきました★

この記事の目次

ヤマハのYAS-62は、サックス買取ラボふくおかの買取りの中で、「セルマー スーパーアクション80 シリーズ2」の次に多い機種です。

やはりアルトサックスの中では一番普及しているのかな?と思える機種です。

ご存知の方も多いと思いますが、ヤマハのYAS-62は今でこそYAS-875EXやYAS-82Zの下位機種ですが、発売当初はヤマハのプロモデル第一号として長い歴史を誇る安定の機種なんです。

ここでも何度か買取記事を書かせて頂きましたが、(→Yas 62の変遷・特徴については別記事「yamaha YAS-62Ⅱ 買取強化中☆【YAS-62の変遷】をご覧ください」)ヤマハYas-62はもともとプロモデルとして誕生し、その後マイナーチェンジを経て現在では(yas-62Ⅱを含め)第4世代が販売中です。
こちらの初代YAS-62ですが、買取り価格 約62,000円で買い取りさせていただきました!

(ちなみにYAS-62 G1ネック世代はSランク査定 ¥110,000~ YAS-62ⅡSランク査定 ¥118,800~となっております。 

買い取りギリギリまで現役で使われていて、実際に音ヌケ査定した所、音ヌケ感がすごい!しかも音のレスポンスが良い!外見と違って、管内はサビひとつない状態でした。それでもこれだけボロボロに見えるので、他ではこんな査定額はつかないと思います。

初代ヤマハ YAS-62は「プロモデル」として開発されたので、今回のように音ヌケがかなり良くなっている個体も多いですね。
また、日本国内だけでなく海外でもこの「初代」YAS-62は「Purple Logo」という愛称で通るほど根強いファンがいます。これはヤナギサワA-50にも通じる所がありますが、音ヌケが良い初代YAS-62は、全くといって良い程抵抗感がなくて、息がそのまま音になるような感覚です。あまりにも抵抗感がないので好みが別れる所でもあります。

それでは「初代」YAS-62の見分け方をご説明します★

ヤマハ初代YAS-62 見分けポイント①ベル部のロゴがプリント式

サックス買取ラボふくおか・福岡県古賀市にある初代YAS-62のロゴ部

「サックス買取ラボふくおか」に入ってきた初代YAS-62(シリアル番号3500番台)のプリントロゴ。

↑※追加画像。新しく「サックス買取ラボふくおか」に入ってきた初代YAS-62(シリアル番号3500番台)のプリントロゴ。

まず特徴的なのは、これ。ベル部のプリントロゴです。現在のYAS-62は刻印になっています。そして、初代YAS-62は世に出てから30年以上経っているのでこのロゴが消えてしまっているものも少なく有りません。今回買取りさせて頂いた個体もロゴがきれいにきえています(笑)

このロゴが赤紫色なので、先程も書きましたが海外ではマニアに「purple Logo」と呼ばれているらしいです。

ヤマハ初代YAS-62 見分けポイント②賛否両論の「Jガード」

サックス買取ラボふくおか・福岡県古賀市にある初代YAS-62のJガード部分

これも外見的に大きな特徴ですね。形が「J」の文字に似ているキィガード、現在はどのメーカーも形は違えどセパレート(分かれている)タイプになっていますね。ベル部上から下まで1つのガードでつなぎ、一部では「音の響きを殺す」として今ではヤマハの廉価モデルのシンボルになっちゃってます笑

最近までYAS-280なんかにも採用されていました。

このガードがどれほど音の響きの邪魔をしているのか…は定かではありません。個人的にはそんなに影響ない気もしますが。

特徴的な「Jガード」ですが、YAS-62の1世代目かなり後半まで採用されていたので、厳密にはこれが付いているからといって初代YAS-62、とはなりません。(Jガードつき刻印ロゴ、というモデルもあります。)ちなみにこのJガード、ニッカン「インペリアル」モデルの名残りです。<ニッカンとヤマハの関係については、→「サックス買取り専門店がヤマハのサックスを高く買取る5つのチェックポイント!」を読んでみてください。>

ヤマハ初代YAS-62 見分けポイント③U字管の接合リング

サックス買取ラボふくおか・福岡県古賀市にある初代YAS-62のU字管接合リング部分

U字管(ベルと本体をつなぐ、その名の通りU字型の管部分ですね)の接合リングに、細かい模様がはいってます。1世代目YAS-62でも中期以降になるとこれがありません。

ヤマハ初代YAS-62 見分けポイント④音ヌケ感

抵抗なく、息がストレートに抜ける吹奏感は、初代YAS-62独特なものです。これは目に見えないので、吹いてみるまで判断できないポイントですね。

 

今でも評価されている初代YAS-62ですが、現在の機種に比べ、タンポ部分はあまり質が良くなかったようです。特にこの頃のヤマハが使っていたタンポは機種に限らず評判が良くないです…さすがに30年以上前の機種なので、オリジナルのタンポを装着している現役YAS-62(初代)はほとんどいない、と思います。

当店の音ヌケ査定なら、メーカー名で一律の査定額を決めるのではなく、吹奏感・こだわり箇所も査定に加味できますので、

ランク・ブランドを超えた査定額を期待できるかも!?

査定のお問い合わせお待ちしております☆

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

当店では、サックスプレイヤーでもある担当が、貴方の愛器を試奏させて頂き、適正な買取価格を付けさせて頂きます★

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