今回はヤマハのソプラノサックス YSS-675を買取りさせて頂きました★
ヤマハのソプラノ・サックスの買取りです。【YSS-675】
ソプラノ・サックスが入ってきました!
音程と操作性に定評のあるヤマハのソプラノです。
ソプラノ・サックスって一見、他のアルトやテナーより小さいから価格が安いと思ってしまいがちですが、
実はかなり高価なんですよね。
なぜかというと小さい分、部品の調整や加工がアルトやテナーよりも技術がいるのでどうしても価格が高くなってしまうんです。
サックスの中でもデリケ特にートで、息が入りやすいせいかちょっとしたアンブッシュアのゆるみで
音程が大きく変わります。
今では比較的手に入れやすい価格でいろいろなメーカー(特にアジア圏メーカー)が出していますが
やはりライブやソロで聞かせる、となると
このヤマハやヤナギサワ、そしてセルマーでないとキツい場面が多々あります。
特に音の厚みがメーカーによってかなり違いが出ますね。
ヤマハのソプラノサックスは、「YSS-62R(”R”はカーブド・タイプという意味です。)」がビンテージとして有名です。
アルトやテナー、バリトンではおなじみの「62」ですが、ソプラノだけは現在
62は製造されていません。
このビンテージ化しているYSS-62(YSS-62R)を復活させるというコンセプトで開発されたのが、「カスタムZ」…つまり
YSS-82ZとYSS-82ZRです。
ちなみにの今回買取りのYSS-675は62の後継機種で、この下のグレードにYSS-475があります。
このYSS-675の一番の特徴は「デタッチャブル・ネック」です。
つまり、アルトやテナーのように「ネックが外れる」という事です。
これは今ではソプラノ・サックスにとってあたり前の仕様になっていますが、
もともとはヤナギサワがソプラノサックスに世界で最初に採用したと言われています。
デタッチャブルはもちろんネックの形状で操作性や音が変わります。
通常はカーブド・ネックとストレート・ネックの2種類が用意されています。
また、ネック一体型のソプラノとも音個性が若干違いますね。