Cannonball キャノンボール A-5 B iceB試奏しました!
先日、某楽器店で「キャノンボール」アルトサックス試奏してきました!
キャノンボールのサックスは前から吹いてみたかったブランドです。
<↑ 試奏したcannonball A-5 B iceBです >
実際に見て、ちょっと驚いたのが、ベルの模様がプリントな事。彫ってあるんじゃないんですね。模様が凝っていてカッコ良いだけにちょっと残念。
それでも良く見ると、サイドキィの指が当たる部分とか、ネック部分とか、いろいろな所に凝った石の装飾。やはりおしゃれ☆
しかし肝心なのは音です。ウワサ通りのパワーなんでしょうか。
まず最低音からサイドキーのレ(F)までバラララっと出してみます。すごいです!低い音が特にブラックミュージックっぽいメタルサウンド!
ラバーで吹いてるのに(笑)個人的にはちょっと最低音あたりのキィが操作性悪く感じますが(若干キィに対してフタの開閉が遅い感じ。たぶん個体的なものでモデルのクセではないと思います。)
別のページでも書きましたが、1~2ヶ月吹き込んだら自由に「カーク・ウェイラム※」っぽい音が出せそうな気がしてきます!(カーク・ウェイラムはテナーですが、それくらい太く艶っぽい音が出ます^^)
しかし、こんなに楽器本体に個性があるってすごいですね!楽器はニュートラルなもので、マウスピースで色を付ける、っていう一昔前の常識しか知らないモンにとっては目からウロコな楽器です。
自分がR&B、フュージョンサックス吹きだったら、間違いなくこのA-5 B iceBを買います!高いけど…(でも値段分の価値はあると思います)
一度、外観が似ている「カイルベルト SX90R SHADOW」とじっくり吹き比べてみたいです。(シャドウはもっと正統派らしいです)
※カーク・ウェイラム(Kirk Whalum)…テナーサックスがメインの超有名サックスプレイヤー。あのホイットニー・ヒューストンの「I Will Always Love You」(言わずと知れた映画”ボディガード”の曲ですね)でのサックス(テナー・サックス)は、このカーク・ウェイラムです。現在の使用サックス+マウスピースは、ユリウス・カイルヴェルトSX90R ブラック・ニッケル(ネック特注)+バンドーレンのマウスピースV16(ラバー)のようです。