ヤマハのアルトサックス YAS-82Zを吹かせて頂きました!
先日、一度アルトサックスをお売り頂いたお客様から現在の愛器、「YAMAHA YAS-82Z」を試奏させて頂きました!
<↑ 試奏で頭が一杯で写真を撮り忘れました…代わりにyoutubeのレビューです>
【ヤマハYAS-82Z(2013年モデル)】※第2世代
種類:アルトサックス
仕上げ:ラッカー仕上げ
特徴:1枚取りベル・メタルレゾネーター・V1ネック・Low B-C#キイの新連結機構
YAS-82Zは、ヤマハのアルトサックスの中で最上級グレードに位置するモデルです。もう1つ、「YAS-875EX」というモデルもあり、この2機種を「カスタム」という名称で他のモデルと区別しています。
一般的に「カスタムEX」はクラシック寄り、「カスタムZ」はジャズ~ポピュラー向き、と言われていますが、ジャズで活躍中のサックスプレイヤー「ALEX HAN・アレックス ハーン」(2008年~MARCUS MILLER・マーカス ミラー バンドのSAX奏者。 ALEXのウェブサイトは→こちらです)等は、カスタムEXを使っていますので、
一概に区別は出来ないと思います。
<↑ YAMAHA YAS-875EX。 yamahaのプロモーション動画でもやはりクラシック色を全面に押し出しています>
*YAS-875EXの買取記事
巷ではややカスタムEXよりカスタムZの方が人気な気がします。
まず見た目で一番特徴的なのが、「ヤマハ初のメタルレゾネーター」でしょう。レゾネーターとは、タンポを弁の内側から止めているパーツで、ここが「メタル」製、という事なんですが、このメタルレゾネーターは
セルマーがスーパーアクション80で初めて採用したパーツで、「音が明るく響きやすくなる」と一部のユーザー(特にフュージョン・ポップス系)から絶大な支持を得て今に至るものなのです。
<↑ 矢印部分がメタルレゾネーターです。/セルマー スーパーアクション80 シリーズ2>
リペアの専門家によれば「メタルレゾネーターにした所で音が劇的に変わる事はない。」という事ですが、私も個人的にはなんとなく音の輪郭がハッキリする気がします。
とにかく、この都市伝説的な胡散臭さのせいか、ヤマハでは今まで一切メタルレゾネーターを採用したモデルは出てきませんでした。
それが、今回(2013年モデル)初めてメタルレゾネーターを採用した、という事で、発売当時はかなり驚いた記憶があります。
ちなみにこの「YAS-82Z」は2002年に登場し、2013年モデルは2代目、という事になりますので、第1世代のYAS-82Zはメタルレゾネーター仕様ではありません。
【実際にYAS-82Zを吹いた感じは】
全くの新品を吹かせて頂いたんですが、とにかく最初から吹きやすい!バランス良い!ヤマハのサックスは本当に最初から音質・吹奏感のバランスが良くて、吹きこまなくても良さそうな位ですよね。
低音からフラジオまで、とにかくすぐに出ます。音がひっくり返る所がない。しかもなんか楽器自体の重さも軽く感じますね。
メタルレゾネーターの効用は…ちょっと試し吹きした程度ではハッキリとした違いは分かりませんでしたが、音が丸くきれいで、しかも輪郭がくっきり出る音が好みの方には今「最もストレスを感じない」
楽器としてオススメ出来ます。
このヤマハ・カスタムZに比べれば、キャノンボールのような、現代的な音がすぐ出せる人気モデルでも、最初は吹き込みが必要だと感じます。
とにかく最初から即、ステージでイマドキの曲を演奏、という場合は間違いなくカスタムZの右に出るサックスは無いでしょう!(と個人的には思いました)★
【関連リンク】
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<当店の在庫情報です>——–
現在販売しているヤマハ YAS-82Zは以下のショップでご確認ください。
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